Space-E/Draw
設計の上流から下流へと、設計データを円滑に受け渡しすることができる新しい設計・製図支援システム
特長
高度な機能と使いやすさを両立

3次元データを取り込み図面化するなど、ユニークな機能をWindows NT上で実現します。
もちろん、GRADE DASH/DRAWのデータカスタマイズ環境も移行可能。
「Space-E/Draw」は、設計の上流から下流へと、設計データを円滑に受け渡しすることができる新しい設計・製図支援システムです。
優れたユーザーインターフェイス
GUIを採用したわかりやすいメニューで簡単・スピーディに作業できます。
- Space-E/Drawを同時に5つ起動可能
- 図面の一部をコピーし、別の図面に貼付けるコピー & ペースト機能
- 簡単な操作で図形のサイズ、距離、角度が測定。その数値を別コマンドの数値入力で利用可能な測定機能
- 図形や寸法線の作成と配置を、視覚的にサポートするドラッギング & ラバーバンド機能
- コマンドの再起動を容易にするコマンド履歴表示
- オンラインマニュアルを搭載
機能詳細
文字作成機能

キーボード入力だけでなく、辞書ファイルや既存文字列、入力履歴の参照により、図面作成に要する時間を大幅に短縮することができます。
製図機能、寸法線・記号

機械製図でよく利用される形状が、寸法入力するだけで簡単に作成できます。寸法線・記号は、JISに準拠したものを豊富に用意しています。寸法線の自動発生、表示間隔等の修正も簡単に行えます。
表題欄、部品欄作成機能

専用のウィンドウから入力するだけで、表題欄、部品欄が簡単に作成できます。
3次元機能

3次元モデルを呼出し、切断面を取出すことができます。また、自由曲線・自由曲面を作成、編集できます。形状を確認するために座標系を回転したり、簡易シェーディングも行えます。
パラメトリック

キーボード入力だけでなく、辞書ファイルや既存文字列、入力履歴の参照により、図面作成に要する時間を大幅に短縮することができます。
DXFの読込み、書き出し
読み書きできるDXFファイルは以下のようになっています。
- 読込み対応バージョン:R12J、R13J、R14、2000
- 書き出し対応バージョン:R12J、R13J、R14
ミスクの初期値設定

従来、ミスクの初期値設定を行う場合、スタートアップGALにて設定を複数行記載する必要がありました。
また、それにはGAL文法の知識が必要でした。
本バージョンでは、ミスクコマンド(CMMS)における寸法線、記号、機械図で変更することが多いと思われる項目をダイアログで設定できるようにし、初期値設定を簡単に行えるようにしました。
ハードコピー

本バージョンより、画面のハードコピーの出力が行えるようになりました。画面のハードコピーをイメージファイルに出力することも可能です。コマンド名称は「HDCP」です。
ダイアログでは以下の設定が行えます。
- GUIを印刷する
印刷、またはイメージに保存する場合、GUIを含めるかを指定します。 - イメージファイルに保存する
ファイル名と種類を指定して、画面のハードコピーをイメージファイルに保存します。
ファイル形式は、JPEGまたはBMPです。 - 白黒印刷する
画面のハードコピーを白黒印刷するかを指定します。
「反転する」では、背景が白になり、線分などのアイテムが黒で表示されます。
「反転しない」では、背景が黒になり、線分などのアイテムが白で表示されます。 - 印刷部数
プリンタに印刷する部数を指定します。 - 用紙の方向
プリンタに印刷する用紙の向きを指定します。
カスタマイズ
図形処理言語GALを利用して、ユーザ独自のシステム開発が簡単にできます。GRADE DASH/DRAWでカスタマイズされた機能も、一部を除きご利用になれます。
データ変換

Space-E/Modelerのドラフティングアレンジモードでレイアウトしたデータや、 GRADE DASH/DRAWのモデルファイル、シンボルファイルがご利用できます。また、DXFファイルの呼出し、保存を標準搭載、PLOTモジュールはHP-GL、HP-GL2を準備しています。
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